プリント基板というのをご存知でしょうか。プリント基板とは、パソコンや携帯電話などの電子機器に使用される抵抗器、コンデンサ、トランジスタ、ICなどの電子部品を搭載する板のことで、各々の電子部品を電子回路として機能させる様に配置し、部品間を配線で接続しています。プリント基板は電子機器のハードウェアを構成する重要な部品として、なくてはならないものです。

プリント基板はオーストリア人のパウル・アイスラー氏が考案した配線手法ですが、日本においては1936年にミヤタ式ラジオにはじめてプリント基板が搭載されました。これにより、部品をブロック化することができるようになり、万が一故障しても、その故障した部品だけを交換すればよくなったのは画期的なことでした。

プリント基板を分類すると、柔軟性のない硬いリジット基板と、薄く柔軟性のあるフレキシブル基板、そして、硬質な材料と柔軟な材料とを複合した  リジットフレキシブル基盤の三種類があります。

また、プリント基板を組成から分類すると、紙にフェノール樹脂を含浸させた紙フェノール基板、紙にエポキシ樹脂を含浸させた紙エポキシ基板、ガラスにコンポジット基板切り揃えたガラス繊維を重ねてエポキシ樹脂を含浸させたガラスコンポジット基板、さらには絶縁材にテフロンを用いたテフロン基板など、用途に合わせて、いろいろな種類のプリント基板があります。

さらにプリント基板を構造的に分類するならば、片面基板、両面基板、貫通多層基板、IVH構造の多層基板、ビルドアップ基板などのプリント基板があります。